産地のこと

産地のこと

静岡市葵区

梅ヶ島

梅ケ島

安倍川、藁科川流域で採れるお茶は「本山茶」と呼ばれ、梅ケ島は安倍川の最上流にあたります。
高い標高に位置する梅ケ島の茶畑は、日本で一番空に近い茶畑です。
川霧が発生する山間地は、昔より良いお茶が採れる土地とされてきました。
じっくりと旨味を備えたお茶が育ちます。静岡市は温暖な地域。
冬、雪が降ることは非常に稀です。
海に近い街中では、氷が張ることもほとんどありません。
しかし、縦に長い静岡市の北に位置し標高の高い梅ケ島は別世界。
雪も降り、氷点下を下回る過酷な環境の中で、お茶の樹は冬を越します。
厳しい冬を乗り越えて栄養分を十分にため込んだ梅ケ島の茶樹は、海に近い平野部から一ケ月遅れた五月に芽吹きます。
新間

新間

静岡市の街中から山中に向かって車で30分の場所に新間はあります。
新間は藁科川流域で、「本山(ほんやま)」と呼ばれる産地の一角。
藁科川は全国でもトップクラスの水質を誇ります。
水捌けが良い山の急斜面、朝晩の大きな寒暖差、そして川霧、美味しいお茶ができる条件が揃っているのがこの新間です。

ネクト

全国茶品評会の最高賞である農林水産大臣賞を受賞した、素晴らしい生産者の集まり「ネクト」。
chagamaの製茶工場であるマルモ森商店では、何十年もの間「ネクト」のお茶を仕上げており、そのお茶の特性を知り尽くしています。
一番の特徴は独特な鮮度。
社内では「ネクト香」と呼ばれ、その香りは同じ本山地区の産地でもネクト以外に出ない香りです。
その香りを最大限に引き出すための優しい火入れは、マルモ森商店が何十年も培ってきた技術です。

製品情報

静岡県静岡市葵区新間+やぶきた

静岡県静岡市葵区新間+おくみどり

静岡県静岡市葵区新間+摩利支(まりし)

深蒸し 静岡県静岡市葵区新間+つゆひかり

静岡県静岡市葵区新間+紅茶

静岡紅茶 ティーバッグ

べにふうき

足久保

静岡茶発祥の地、足久保。
全国でもトップクラスの水質を誇る安倍川、その支流である足久保川流域にあり、「本山(ほんやま)」と呼ばれる産地の一角。
1244年、鎌倉時代の高僧「聖一国師」が宋より持ち帰ったお茶の種を、この足久保に播いたのが歴史の始まりです。
「聖一国師」が茶の栽培に適していると見抜いたように、水捌けが良い山の急斜面、朝晩の大きな寒暖差、そして川霧、美味しいお茶ができる条件が揃っているのがこの足久保です。

足久保共同製茶組合


製品情報

静岡県静岡市葵区足久保+やぶきた

内牧

静岡市の街中から山中に向かって車で20分の場所に内牧はあります。
内牧は安倍川流域で、「本山(ほんやま)」と呼ばれる産地の一角。
安倍川は全国でもトップクラスの水質を誇ります。
水捌けが良い山の急斜面、朝晩の大きな寒暖差、そして川霧、美味しいお茶ができる条件が揃っているのがこの内牧です。

静岡市清水区

和田島

両河内(りょうごうち)は、昔より高級茶の産地として名を馳せてきました。
毎年、静岡茶市場の新茶初取引日に最高値で取引されるお茶は「両河内」のお茶です。
和田島は、その「両河内」と呼ばれる産地の一角。
清流である興津川を囲む山間にあり、朝夕に興津川から発生する多量の霧が空気を湿らせ日光を適度に遮るため、良質なお茶が育ちます。

島田市

岡田

初倉(はつくら)は、昔より早場所として知られ、茶業界で知らない者はいないお茶の産地です。
初倉村は島田市に編入されその地名は無くなりましたが、旧初倉村地域で栽培されたお茶は、いまだに「初倉茶」と呼ばれ、高い品質を誇ります。
牧之原台地の東端に位置し、大井川の恵みを大いに受け、茶栽培が行われています。
岡田は、その「初倉」と呼ばれる産地の一角にあります。
金谷

金谷

牧之原台地は島田市、牧之原市、菊川市にまたがる、日本一の広さを誇る茶産地です。
産地としての歴史は意外と新しく、明治初期から始まります。
不毛の台地と呼ばれた牧之原台地を日本一の茶産地へと開墾したのは、ラストサムライ。
徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜公に仕えた武士達が刀を捨て鍬へ持ち替えて、日本一の礎を築きました。
金谷は、その「牧之原台地」の一角にあり、旧金谷町。
東海道五十三次の24番目の宿場に数えられ、茶娘の発祥地。
現在は、お茶とSLの町として全国に知られております。

永田農園

生産者の永田農園は、三代続くお茶の生産者。
現在では二代目、三代目の親子共にお茶の生産をしております。
chagamaの製茶工場であるマルモ森商店とは、何十年にも渡るお付き合い。
契約生産者として、マルモ森商店専用のお茶を揉んでいただいております。
特筆すべきは、生産、製造技術の高さ。
日本で最も権威のある品評会「全国茶品評会」において、一等一席である「農林水産大臣賞」に二度も輝いております。
一度目(2004年)は二代目が、二度目(2014年)は三代目が、親子共に受賞をする快挙。
名実ともに日本一の生産者、深蒸し茶製造のスペシャリストです。

製品情報

静岡県島田市金谷+つゆひかり

静岡県島田市金谷+さえみどり

深蒸し 静岡県島田市金谷+つゆひかり

切山

切山

牧之原台地は島田市、牧之原市、菊川市にまたがる、日本一の広さを誇る茶産地です。
産地としての歴史は意外と新しく、明治初期から始まります。
不毛の台地と呼ばれた牧之原台地を日本一の茶産地へと開墾したのは、ラストサムライ。
徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜公に仕えた武士達が刀を捨て鍬へ持ち替えて、日本一の礎を築きました。
切山は、その「牧之原台地」の一角にあります。

カネロク松本園

生産者のカネロク松本園は、三代続くお茶の生産者。
現在では二代目、三代目の親子共にお茶の生産をしております。
chagamaの製茶工場であるマルモ森商店とは、何十年にも渡るお付き合い。
契約生産者として、マルモ森商店専用のお茶を揉んでいただいております。
世界農業遺産の認定を受けている、静岡の「茶草場農法」の伝統を継承する傍ら、日本初の「燻製茶」を開発する革新性を持っております。
親子二代、伝統と革新を兼ね備える生産者です。

製品情報

静岡県島田市切山+さえみどり

静岡県島田市切山+さきみどり

静岡県島田市切山+かなやみどり

静岡県島田市切山+さやまかおり

静岡県島田市切山+燻製紅茶

静岡県島田市切山+烏龍茶

阪本

阪本

初倉(はつくら)は、昔より早場所として知られ、茶業界で知らない者はいないお茶の産地です。
初倉村は島田市に編入されその地名は無くなりましたが、旧初倉村地域で栽培されたお茶は、いまだに「初倉茶」と呼ばれ、高い品質を誇ります。
牧之原台地の東端に位置し、大井川の恵みを大いに受け、茶栽培が行われています。
阪本は、その「初倉」と呼ばれる産地の一角にあります。

大塚製茶

生産者の大塚製茶は、初倉の地で明治20年よりお茶を揉み続ける生産者。
茶業界では生産者、製茶問屋共に屋号で呼び合います。
大塚製茶の屋号は「サスキ」、農林水産大臣賞を3度も受賞している「サスキ」の名は知れ渡っております。
chagamaの製茶工場であるマルモ森商店では、「サスキ」のお茶を仕上げ続けて何十年。
初倉茶の、そして「サスキ」のお茶の特徴が最も生かせる火入れ温度を熟知しております。

製品情報

静岡県島田市阪本+やまかい

静岡県島田市阪本+おおいわせ

南原

初倉(はつくら)は、昔より早場所として知られ、茶業界で知らない者はいないお茶の産地です。
初倉村は島田市に編入されその地名は無くなりましたが、旧初倉村地域で栽培されたお茶は、いまだに「初倉茶」と呼ばれ、高い品質を誇ります。
牧之原台地の東端に位置し、大井川の恵みを大いに受け、茶栽培が行われています。
岡田は、その「初倉」と呼ばれる産地の一角にあります。

グリームみなみ


製品情報

静岡県島田市南原+やまかい

磐田市

大久保

大久保

磐田原台地で茶の栽培が始まったのは、明治初期。
牧之原台地同様に開墾したのは、ラストサムライ。
磐田原台地に広がる茶園は、地形の九割が平坦で、傾斜地がほとんど見られません。
水捌けの良い土壌が茶栽培に適し、温暖な気候にも恵まれ、静岡県内でも極早場所の茶産地です。
その恵まれた地形から、茶園の基盤整備も行き届き、乗用管理機の普及率は静岡県内で一番。
次世代を担う若い生産者も多く就農しており、将来が楽しみな産地でもあります。
大久保は、その「磐田原台地」の一角にあります。

マルウ左口製茶

生産者のマルウ左口製茶と、chagamaの製茶工場であるマルモ森商店は、親子二代に渡るお付き合い。
マルモ森商店の専属契約生産者として、何十年と共に歩んできました。しっかりと茶葉を蒸しながらも、綺麗な形に揉み込むのが得意。通常、蒸し時間を長くすると、揉み込むうちに茶葉が粉砕され、細かいお茶になります。しかし、マルウ左口製茶には、粉砕せずに綺麗に伸びたお茶に仕立てる腕があります。しっかりと蒸し、しっかりと揉み込まれたお茶は、見た目も味も綺麗です。
そして、磐田原台地で最も鮮やかな緑色のお茶を揉む生産者です。

製品情報

静岡県磐田市大久保+さえみどり

静岡県磐田市大久保+つゆひかり

静岡県磐田市大久保+めいりょく

静岡県磐田市大久保+おおいわせ

静岡県磐田市大久保+きらり31

向笠新屋

向笠新屋

磐田原台地で茶の栽培が始まったのは、明治初期。
牧之原台地同様に開墾したのは、ラストサムライ。
磐田原台地に広がる茶園は、地形の九割が平坦で、傾斜地がほとんど見られません。
水捌けの良い土壌が茶栽培に適し、温暖な気候にも恵まれ、静岡県内でも極早場所の茶産地です。
その恵まれた地形から、茶園の基盤整備も行き届き、乗用管理機の普及率は静岡県内で一番。
次世代を担う若い生産者も多く就農しており、将来が楽しみな産地でもあります。
向笠新屋は、その「磐田原台地」の一角にあります。

ヤマトシ青島製茶

生産者のヤマトシ青島製茶と、chagamaの製茶工場であるマルモ森商店は、親子二代に渡るお付き合い。
マルモ森商店の専属契約生産者として、何十年と共に歩んできました。
新たに植える品種、蒸し時間、揉み方、切磋琢磨は毎年続きます。
昨日の荒茶の出来栄えを共に確認して、今日は蒸し時間を変える。
専属契約だからこそできる微調整。
ピンと伸びた綺麗なお茶を揉む生産者です。

製品情報

静岡県磐田市向笠新屋+さえみどり

静岡県磐田市向笠新屋+つゆひかり

静岡県磐田市向笠新屋+おおいわせ

静岡県磐田市向笠新屋+かなやみどり

静岡県磐田市向笠新屋+やまのいぶき(山の息吹)

牧之原市

坂口

牧之原台地は島田市、牧之原市、菊川市にまたがる、日本一の広さを誇る茶産地です。
産地としての歴史は意外と新しく、明治初期から始まります。
不毛の台地と呼ばれた牧之原台地を日本一の茶産地へと開墾したのは、ラストサムライ。
徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜公に仕えた武士達が刀を捨て鍬へ持ち替えて、日本一の礎を築きました。
坂口は、その「牧之原台地」の一角にあります。
富士山静岡空港も、この坂口にあります。

さかぐち


製品情報

静岡県牧之原市坂口+めいりょく

坂部

牧之原台地は島田市、牧之原市、菊川市にまたがる、日本一の広さを誇る茶産地です。
産地としての歴史は意外と新しく、明治初期から始まります。
不毛の台地と呼ばれた牧之原台地を日本一の茶産地へと開墾したのは、ラストサムライ。
徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜公に仕えた武士達が刀を捨て鍬へ持ち替えて、日本一の礎を築きました。
坂部は、その「牧之原台地」の一角にあります。
坂部の土壌は、茶樹の育成に適した弱酸性の赤色土で、良質な茶が摘採される産地です。

まるまる園


製品情報

静岡県牧之原市坂部+静7132


坂三坂部茶農業協同組合


製品情報

静岡県牧之原市坂部+つゆひかり

牧之原台地は島田市、牧之原市、菊川市にまたがる、日本一の広さを誇る茶産地です。
産地としての歴史は意外と新しく、明治初期から始まります。
不毛の台地と呼ばれた牧之原台地を日本一の茶産地へと開墾したのは、ラストサムライ。
徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜公に仕えた武士達が刀を捨て鍬へ持ち替えて、日本一の礎を築きました。
坂口は、その「牧之原台地」の一角にあります。
富士山静岡空港も、この坂口にあります。

牧之原台地

牧之原台地は島田市、牧之原市、菊川市にまたがる、日本一の広さを誇る茶産地です。
産地としての歴史は意外と新しく、明治初期から始まります。
不毛の台地と呼ばれた牧之原台地を日本一の茶産地へと開墾したのは、ラストサムライ。
徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜公に仕えた武士達が刀を捨て鍬へ持ち替えて、日本一の礎を築きました。

藤枝市

岡部町朝比奈地区

朝比奈は日本三大玉露産地の一つで、他には京都の宇治、福岡の八女が数えられます。
朝比奈は良質なお茶が採れるとされる山間地の川沿いに位置し、朝比奈川から沸き立つ朝霧は旨味たっぷりの玉露を育てます。
海苔に似た香りは「覆い香」といわれ、良質な玉露の証です。

富士宮市

富士宮市は、富士山麓に位置するお茶の産地。
富士山の火山灰などによる火山噴出物の風化土壌は、ミネラルが豊富なうえ水はけもよく、根の生育も旺盛になります。
富士山の麓は空気が澄んでおり、富士山から供給される豊富で清らかな水資源にも恵まれております。
朝霧高原では酪農も盛んなため、良質な家畜堆肥にも恵まれている地域。
日本一である富士山の恩恵を、書ききれないほどたっぷりと受ける富士宮市は、日本一高価なお茶を生産する産地でもあります。

掛川市

静岡県の西部に位置する掛川市。
掛川市はなだらかな傾斜地が多く、温暖な気候と適度な雨量がある自然環境は、茶の生産に非常に適しております。
このような好条件を活かして、なんと、掛川市全体の面積の約1割にあたる2,360haの畑で茶が栽培されています。
1572年、永住寺改築の際に檀徒数名が京都方面から茶の種子を持ち帰り、播いたのが始まりと伝えられ、長い歴史も兼ね備えているのが掛川市です。

鹿児島県

鹿児島県は静岡県に次ぐ全国第二位の茶生産地です。
南国の温暖な気候のため、三月下旬から始まる新茶の摘採、そして数多くの品種を育成していることが特徴。
日照量が多いため、簡易的な被覆栽培をしていることも特徴の一つで、濃い緑色のお茶が栽培されています。

南九州市知覧町

「知覧」は全国的に名を知られた産地。
桜島の火山灰によってつくられた土壌は水捌けがよく、「知覧茶」は高い評価を得ているブランドです。
ちなみに、chagama店主は「知覧茶」の中でも旧頴娃町で生産されたお茶が好みなのです。

屋久島

隣にある種子島と並んで、日本で一番早く茶摘みが始まる屋久島は、1993年に世界自然遺産に登録された特別な島です。
戦後、静岡からの移住者が茶の栽培を始めたとされ、国内における緑茶栽培の南限地。
島の9割が山林で、1,000m級の山々が40以上連なる屋久島は「洋上のアルプス」ともいわれ、亜熱帯から亜寒帯までの気候を擁します。
「月に35日雨が降る」といわれるほど雨が多いのも特徴の一つ。
これらの地理的、気候的条件により、清らかな水、霧の発生、昼夜の寒暖の差ができ、茶の栽培に適した島なのです。
屋久島は、南国の日差しだけではなく、多くの好条件が整った魅力的な茶生産地です。

徳之島

綺麗な海に囲まれた徳之島は、九州と沖縄県の間にある島。
奄美群島の中央に位置し、南の島ならではの強い日照と温暖な気候は、機能性が高いお茶の栽培に適しております。
2002年から茶の栽培をスタートした新しい産地。
南の島の太陽をたっぷりと浴びた、個性的なお茶が栽培されています。

児湯郡

宮崎県の茶園面積は全国第七位、生産量は全国第四位の茶生産地です。
宮崎県の県旗にも表されるように、「太陽と緑の国」宮崎は、まさにお茶の栽培に適した土地です。
「釜炒り茶」を現代でも製造し、伝統を守りつつも、大規模な茶園造成や積極的な機械化をする先進性も持ち合わせる産地。
児湯郡は宮崎県の中央に位置し、宮崎県の茶園面積の1/3以上を占めております。

那賀郡那賀町

徳島県は歩危茶や相生茶などで知られる茶産地です。
煎茶だけでなく、郷土に根差した古くから伝わるの製法のお茶が数多く生産されています。
その中でも徳島県にしか無いお茶があります。

製品情報

徳島県+阿波晩茶

宇治市

京都は言わずと知れたお茶の産地。
日本の緑茶の製法、蒸して揉み製造する緑茶は京都の宇治から全国に広まりました。
抹茶、玉露、煎茶などは他の産地でも製造されるようになりましたが、京都にしか無いお茶があります。

八女市

福岡県の茶園面積は全国第五位、生産量は全国第六位の茶生産地。
八女茶の歴史は古く1423年から始まったとされ、600年の歴史を持ちます。
山間部には多くの霧が発生し、茶生産に適した環境。
伝統的な技法によってつくられる「八女伝統本玉露」を筆頭に、玉露の産地としても知られています。