静岡県静岡市葵区梅ケ島+おくひかり
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「静岡県静岡市葵区梅ケ島+おくひかり」は、爽やかな渋味を持つお茶。
高山の茶畑であること、晩生品種であることにより、摘採日は静岡でも遅めの5月中旬。
梅ケ島のやぶきたと同様、昔ながらの浅蒸しでゴツゴツした無骨な形状。
茶葉は「おくひかり」らしく、重厚感のある濃い緑色。
水色(すいしょく)は「金色透明」と呼ばれる美しい山吹色。
緑茶とはいいますが、昔は金色こそが緑茶の水色(すいしょく)でした。
同じ産地である梅ケ島のやぶきたより、軽めの火入れをいたしました。
豊潤な香りが特徴のやぶきたと違い、爽やかさを演出するための火入れ。
奥深くに、花の様な、スパイスの様な個性的な香りを感じることができます。
「おくひかり」の父親が、中国から導入された系統である名残りでしょう。
清涼感のある渋味は、高山で育ったお茶にしか出せない滋味。
これぞ正に山のお茶。
爽やかな渋味を持つ「静岡県静岡市葵区梅ケ島+おくひかり」、お菓子とも白米とも相性が良く、飽きがこないお茶です。
産地:静岡県静岡市葵区梅ケ島
生産者:まるうめ製茶協組
品種:おくひかり
安倍川、藁科川流域で採れるお茶は「本山茶」と呼ばれ、梅ケ島は安倍川の最上流にあたります。
高い標高に位置する梅ケ島の茶畑は、日本で一番空に近い茶畑です。
川霧が発生する山間地は、昔より良いお茶が採れる土地とされてきました。
じっくりと旨味を備えたお茶が育ちます。
静岡市は温暖な地域。
冬、雪が降ることは非常に稀です。
海に近い街中では、氷が張ることもほとんどありません。
しかし、縦に長い静岡市の北に位置し標高の高い梅ケ島は別世界。
雪も降り、氷点下を下回る過酷な環境の中で、お茶の樹は冬を越します。
厳しい冬を乗り越えて栄養分を十分にため込んだ梅ケ島の茶樹は、海に近い平野部から一ケ月遅れた五月に芽吹きます。
葉が濃い緑色で非常に光沢があり、山間地茶業の光明となることを祈念して「おくひかり」と命名。
葉の色は、他品種と明らかに判別可能なほど光沢に富んだ品種です。
父親が中国から導入された系統であるためか、スパイシーで個性的な香り。
母親は「やぶきた」であるため、香りは個性的ではありながらも安定感のある滋味。
しっかりと両親の特徴を引き継いでいる晩生品種です。
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静岡県静岡市葵区梅ケ島+やぶきた ★★★
通常価格 ¥810から通常価格単価 あたり