深蒸し　静岡県牧之原市中＋さきみどり

chagamaの「深蒸し　静岡県牧之原市中＋さきみどり」は、濃く淹れるのに最適のお茶。

摘採日は4月中旬。
ミル芽(静岡の方言で若い芽のこと)で摘みました。
他の「さきみどり」と違い、深蒸しで製造。

水色(すいしょく)は、深蒸し茶らしく濁りのある緑色。
緑茶に含まれる健康的な成分を、十分に抽出することができます。

「深蒸し　静岡県牧之原市中＋さきみどり」の特筆すべき特徴は、どんなに濃く淹れても苦味が突出しないこと。
まろやかな滋味となる深蒸し製法の特徴と、「さきみどり」の特性であるバランスの良さ、両方を兼ね備えております。

「さきみどり」の特徴である爽やかな香りは、「深蒸し　静岡県牧之原市中＋さきみどり」では西洋梨様の香りとして表現されています。
カラッとした火の香りも楽しめ、冷めてもその香りは持続。

「静岡県島田市切山＋さきみどり」同様、高温で淹れてもバランスが崩れることがありません。
かなり濃く淹れても苦味が突出せず、抹茶の様な風味を感じることもできます。
濃くて深い滋味を堪能できるお茶に仕上げました。

産地：静岡県牧之原市中

生産者：勝間田菱中茶農業協同組合

品種：さきみどり

牧之原台地は島田市、牧之原市、菊川市にまたがる、日本一の広さを誇る茶産地です。
産地としての歴史は意外と新しく、明治初期から始まります。
不毛の台地と呼ばれた牧之原台地を日本一の茶産地へと開墾したのは、ラストサムライ。
徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜公に仕えた武士達が刀を捨て鍬へ持ち替えて、日本一の礎を築きました。
中は、その「牧之原台地」の一角にあります。