深蒸し 鹿児島県＋あさつゆ
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chagamaの「深蒸し 鹿児島県＋あさつゆ」は、スープの様なお茶。
「あさつゆ」の特徴の一つとして、穀物の様な香りがあげられます。
その特徴を活かすように、温風でじっくりと火入れをしました。
火入れによって穀物の様な香りは増幅され、できあがった「深蒸し 鹿児島県＋あさつゆ」は、まさにお豆のスープ。
この香りは、他の品種では代替できない独特な香りです。
また、数多くある品種の中でも、抜群に鮮やかな緑色の水色(すいしょく)を持つのが、この「あさつゆ」。
まさに絵の具や入浴剤を溶いた様な驚く鮮やかさですが、人工的な色ではなく天然のクロロフィルによるものです。
旨味が豊富で、苦味が少ないのも特徴の一つ。
緑茶が持つ特徴の一つ、天然のアミノ酸による旨味を堪能することができます。
chagamaの「あさつゆ」は、深蒸しゆえに濃く淹れることができますが、決して苦味が突出することはありません。
目で楽しみ、鼻で楽しみ、舌でも楽しむ。
まさに三拍子揃っているお茶です。
高温で淹れても、ロックティーとして淹れても、どんな淹れ方をしても楽しめる、スープの様なお茶に仕上げました。
産地：鹿児島県
品種：あさつゆ
鹿児島県は、静岡県に次ぐ全国第二位の茶生産地です。
南国の温暖な気候のため、三月下旬から始まる新茶の摘採、そして数多くの品種を育成していることが特徴。
日照量が多いため、簡易的な被覆栽培をしていることも特徴の一つで、濃い緑色のお茶が栽培されています。
「あさつゆ」は「天然玉露」とも称される品種です。
玉露風の味と色沢があるので「あさつゆ(朝露)」と命名されました。
濃厚な旨味は玉露の滋味に通ずるものがあり、鮮やかな緑色の水色(すいしょく)は抹茶に通ずる、「天然玉露」の名に恥じない品種です。
1953年に品種登録された古い品種ですが、まだまだ新しい品種に負けない根強い人気を誇っております。
被覆栽培を主とする鹿児島県に適した品種といえます。
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