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静岡県磐田市大久保+ぐり茶

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商品特徴

chagamaの「静岡県磐田市大久保+ぐり茶」は、じんわりと優しい味のするお茶。

ぐり茶」というのは大正時代、ロシアへ輸出するために静岡県で開発されたお茶です。
当時のロシアは、中国から緑茶を輸入していました。
しかし中国の船はインド洋や地中海を経てロシアへ渡るため、とても遠回り。
そこで、中国と同様に茶を生産している日本に目が向けられたのです。

さっそく、静岡県から上海の茶商へサンプルとして緑茶が送られました。
しかし日本のお茶は伸び型(まっすぐな形)であり、すでにロシアの市場にある中国茶とは形状が違いました。
当時の中国茶は、丸く捲き込んだ形をしていたのです。
そこで静岡県では、円形に近いお茶を試作。
こうして誕生したのが「蒸し製玉緑茶」です。
形状は球状に近く、しかし凹凸がありグリグリしていたため、市場では「ぐり茶」と呼ばれるようになりました。

ぐり茶」の特徴の一つは、煎茶作りでは行われる精揉という工程が無いという点。
精揉は葉の形を整えたり、美しい光沢を出す工程。
この精揉工程があって、まっすぐな茶葉になります。
ぐり茶」が「ぐりっ」としているのは、精揉を行わず、茶葉どうしの摩擦や茶自体の重みで形が作られているためです。
成長が進んだ硬い葉では成形が難しく、柔らかい葉を用いています。

歴史があるお茶、というと仰々しく感じてしまうかもしれません。
しかしchagamaの「静岡県磐田市大久保+ぐり茶」は、親しみやすく、優しい味わいです。
霞がかった春の野山の風景を思わせる、優しく、どこか懐かしい味でもあります。
使用している品種は、旨味が持ち味の「つゆひかり」。
美しい緑色の水色も併せてお楽しみください。

熱湯を注いでも苦味や渋味は突出しません。
二煎目、三煎目もじんわりと柔らかい旨味をお楽しみいただけます。
忙しい日常の中でも、さっと淹れて、ほっと息をつくことができます。
楽しまれる際は、ぜひ茶葉の形をよく見てみてください。
そして実際に味わって、歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

産地:静岡県磐田市大久保

生産者:マルウ左口製茶

品種:つゆひかり

産地


静岡県磐田市大久保の茶畑

磐田原台地で茶の栽培が始まったのは、明治初期。
牧之原台地同様に開墾したのは、ラストサムライ。
磐田原台地に広がる茶園は、地形の九割が平坦で、傾斜地がほとんど見られません。
水捌けの良い土壌が茶栽培に適し、温暖な気候にも恵まれ、静岡県内でも極早場所の茶産地です。
その恵まれた地形から、茶園の基盤整備も行き届き、乗用管理機の普及率は静岡県内で一番。
次世代を担う若い生産者も多く就農しており、将来が楽しみな産地でもあります。
大久保は、その「磐田原台地」の一角にあります。

生産者

マルウ左口製茶本人

生産者のマルウ左口製茶と、chagamaの製茶工場であるマルモ森商店は、親子二代に渡るお付き合い。
マルモ森商店の専属契約生産者として、何十年と共に歩んできました。
しっかりと茶葉を蒸しながらも、綺麗な形に揉み込むのが得意。
通常、蒸し時間を長くすると、揉み込むうちに茶葉が粉砕され、細かいお茶になります。
しかし、マルウ左口製茶には、粉砕せずに綺麗に伸びたお茶に仕立てる腕があります。
しっかりと蒸し、しっかりと揉み込まれたお茶は、見た目も味も綺麗です。
そして、磐田原台地で最も鮮やかな緑色のお茶を揉む生産者でもあります。

品種

父親である「あさつゆ」から「つゆ」、茶業に光明を与える「ひかり」から「つゆひかり」と命名された品種。
その名のとおり、新しい日本茶のファンを増やし、茶業に光を当てるであろう新しい品種です。
ペットボトルの日本茶に慣れ親しんだ若い世代、また日本茶を初めて飲む外国の方、日本茶には少なからずある渋味に最初はなかなか慣れません。
そのような方々に
「日本茶ってこんなに甘味がある飲み物だったんだ!」
「Never knew Japanese tea was such a sweet drink!」
「没想到日本茶這麽甜的飲料!」
「冇唸過日本茶咁甜嘅飲料喎!」
と驚いていただける品種です。
chagamaでも力を入れている品種で、数多くの産地の「つゆひかり」を取り揃えております。