静岡県静岡市葵区梅ケ島+標高1,000m
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chagamaの「静岡県静岡市葵区梅ケ島+標高1,000m」は、野趣あふれるお茶。
海に近い平地の新茶シーズンはとうに終了している5月下旬に摘採されました。
梅ケ島の多くの茶園は標高800m。
このお茶は更に高い、標高1,000mの茶畑から摘まれました。
まさに天空の茶園。
日本一高い茶畑です。
厳しい環境で育ったゆえに、味、香りにもその影響は強く表現されています。
冬を乗り越えた力強さ、過酷な環境の中で蓄えた養分。
野性的なだけでなく、優しいだけでなく、絡み合う奥深い香り。
素朴でありながら主張しあう旨味と渋味。
野趣あふれるお茶です。
梅ケ島のやぶきたは、昔ながらの浅蒸しでゴツゴツした無骨な形状。
水色(すいしょく)は「金色透明」と呼ばれる美しい山吹色。
緑茶とはいいますが、昔は金色こそが緑茶の水色(すいしょく)でした。
※市場に出回ることはなく、chagamaでのみ取り扱っている特別なお茶です。
「静岡県静岡市葵区梅ケ島+やぶきた ボトリングティー 750ml」もございます。
産地:静岡県静岡市葵区梅ケ島
生産者:まるうめ製茶協組
品種:やぶきた
安倍川、藁科川流域で採れるお茶は「本山茶」と呼ばれ、梅ケ島は安倍川の最上流にあたります。
高い標高に位置する梅ケ島の茶畑は、日本で一番空に近い茶畑です。
川霧が発生する山間地は、昔より良いお茶が採れる土地とされてきました。
じっくりと旨味を備えたお茶が育ちます。
静岡市は温暖な地域。
冬、雪が降ることは非常に稀です。
海に近い街中では、氷が張ることもほとんどありません。
しかし、縦に長い静岡市の北に位置し標高の高い梅ケ島は別世界。
雪も降り、氷点下を下回る過酷な環境の中で、お茶の樹は冬を越します。
厳しい冬を乗り越えて栄養分を十分にため込んだ梅ケ島の茶樹は、海に近い平野部から一ケ月遅れた五月に芽吹きます。
「やぶきた」は日本で最も栽培されている品種。(全茶園面積の72.6%を占める)
日本で最も標準的なお茶だからこそ、産地によって味、香り共に千差万別です。
今月のおすすめ
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