かぶせ茶

chagamaの「かぶせ茶」は煎茶の爽やかさと、玉露の旨味を併せ持つお茶です。
低温のお湯で淹れれば玉露のような滋味、高温のお湯で淹れれば煎茶のような滋味。
被覆をしているので、露地栽培の煎茶より濃い緑色の水色です。
一つのお茶で二種類の風味を楽しむことができます。
淹れ方によって様々な味、香りが楽しめる「かぶせ茶」で、自分の好きな味を探してみてください！

日本茶には色々な種類があります。
畑の違い、製造方法の違い、仕上げ途中で分類されるお茶など様々です。

「かぶせ茶」とは、茶葉を摘み取る前に7日程度、藁や寒冷紗などの被覆資材で覆った茶園から摘採した茶葉を、煎茶と同様に製造したもの。
茶樹は、冬の間に根に蓄えたアミノ酸(テアニン)を新芽に送り、日光を浴びることによりカテキンに変化させます。
しかし、光を遮断して新芽を育てることにより、カテキンの生成が抑えられて、多くのアミノ酸(テアニン)が茶葉に残る「かぶせ茶」が出来上がるのです。

玉露との違いは、被覆している日数です。
玉露は20日ほどの被覆を必要としますが、「かぶせ茶」は7日ほどで玉露ほど手間はかかりません。
また、玉露はよしず棚を必要としますが、「かぶせ茶」の場合は茶樹に直接被覆をします。
煎茶と玉露のハイブリッド、それが「かぶせ茶」です。