試験茶碗

「試験茶碗」は、茶匠がお茶の鑑定をする際に使用する小ぶりな茶碗。
白い磁器の茶碗は、水色(すいしょく)の鑑定に最適です。
色、濃さ、濁り具合を目で鑑定。
次に鼻を近づけて香りを鑑定。
最後に少量を口に含んで舌全体に回していき、口に含んだ瞬間の感触や、甘味、旨味、渋味、苦味を鑑定。
最後に喉越しを鑑定。

茶匠は毎日当たり前に使っていますが、一般的には出回っていないです。
蛇の目のおちょこはもともと日本酒の鑑定用ですが、今では当たり前の様に日本酒を嗜むのに使われています。
「試験茶碗」も世の中に！
いろいろなお茶を少しずつ楽しむにはちょうどいい大きさです。

chagamaの「試験茶碗」は美濃焼です。

※chagama本店、chagama香港の試飲でもこの茶碗が使用されています。