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2023年 大走り(おおはしり)新茶

通常価格 ¥4,320
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商品特徴

chagamaの「大走り(おおはしり)新茶」は、新茶の中でも特別に早く摘採した、初物(はつもの)のお茶。

野菜、果物、魚など、出回り期の最初に出るものを初物と言います。
もちろんお茶でも。
「初物七十五日」とあるように、昔から初物を食べると寿命が75日延び、長生きができると言われてきました。
また、初物は縁起が良く、新しいものを先取りすることは粋とされています。
古来より旬に敏感な日本、「初物」「はしり」とも言われるのには訳があります。
日本では旬をさらに3つに分け、「はしりもの」「さかりもの」「なごりもの」と、その時時の3つの味わいを楽しんできました。
旬の先駆けが正に「はしり」、さらに「大走り」は「走り」の新茶の中でも特別に早い貴重なお茶です。

早場所、早生品種、日当たりが良い畑であること、この3拍子揃うことがまず「大走り(おおはしり)新茶」には必要です。
さらに「手摘み」であること。
手摘み」は、新芽を目で確認しながら人の手で摘むので、古葉や茎の混入がほとんど無く、大きさが均一に揃った生葉を摘採できます。
究極のミル芽(静岡の方言で若い芽のこと)です。
しかし効率は悪く、熟練の方でも1人1日当たり10kg程度しか手摘みできません。
蒸して、揉んで、乾燥させると、10kgは2kgの荒茶になります。
少量しか生産できない貴重なお茶のため、短い期間で在庫は無くなってしまいます。

「大走り(おおはしり)新茶」の特筆すべき点は、「ミル芽感」
瑞々しさは言うに及ばず、凝縮された生命力の香り。
chagamaの「大走り(おおはしり)新茶」で、この時期だけの「ミル芽感」を感じてください。

※繊維が硬くなる前の葉なので、茶殻はそのまま食べることができます。

産地:静岡県島田市阪本

生産者:大塚製茶

品種:さえみどり

産地

静岡県島田市阪本の手摘み風景

初倉(はつくら)は、昔より早場所として知られ、茶業界で知らない者はいないお茶の産地です。
初倉村は島田市に編入されその地名は無くなりましたが、旧初倉村地域で栽培されたお茶は、いまだに「初倉茶」と呼ばれ、高い品質を誇ります。
牧之原台地の東端に位置し、大井川の恵みを大いに受け、茶栽培が行われています。
阪本は、その「初倉」と呼ばれる産地の一角にあります。

生産者

生産者の大塚製茶は、初倉の地で明治20年よりお茶を揉み続ける生産者。
茶業界では生産者、製茶問屋共に屋号で呼び合います。
大塚製茶の屋号は「サスキ」、農林水産大臣賞を3度も受賞している「サスキ」の名は知れ渡っております。
chagamaの製茶工場であるマルモ森商店では、「サスキ」のお茶を仕上げ続けて何十年。
初倉茶の、そして「サスキ」のお茶の特徴が最も生かせる火入れ温度を熟知しております。

品種

さえみどり」は、日本で最も栽培されている品種「やぶきた」(全茶園面積の72.6%を占める)に取って代わる品種。
欠点が無く、全てが優れる優等生であるため、高級茶の代名詞となりました。
茶業界では誰もが認める素晴らしい品種です。
それもそのはず、今でも品種の横綱である「やぶきた」と、天然玉露といわれる「あさつゆ」を交配してできた品種なのですから。
さえみどり」は、漢字で書くと「冴え緑」。
その名のとおり、冴えた緑色が美しい品種です。
また、血液をサラサラにする「ケルセチン」を多く含む品種でもあります。